【ろぐ196】かつて「難アリ」だったうちの子達のこと

難アリとされていた子も、暮らしてみたら意外となんとかなったりする!
けれどこれは多分、奇跡的に上手くいったレアケースです。
難アリさんをお迎えする時には、「一生難が抜けない」「永遠に懐かない」等のことは覚悟してお迎えしなければいけないと思います。

実際、犬の方は気性の荒さはありましたし、噛まれることも多かったのですが、ほとんど甘噛みで本気噛みはしてこなかったし、祖父がしっかり躾けてくれたおかげで今はほとんど噛み癖は消えています。
私はたまに噛まれますけど笑 威嚇されてるわけではないのでいいかなーと。

無駄吠えは一切しませんし、ちゃんと人の顔を覚えて、よく来る人には吠えなかったりします。
可愛くて、やさしい、いい子ですよ。

呼吸器に持病があって時々ゼイゼイいっているのが辛そうですが、私も呼吸器系の持病があるので、妙なところでお揃いだなーと思っていたり。

みちゅの方は、保健所で職員の方に告げた私の希望が「人間よりも猫と仲良くできる子を探している」というものだったので、「それならこの子はどうでしょう」と紹介されました。

人慣れしていないどころか、私の姿を見たら物陰に隠れて尻尾しか出さないという状態。
でも尻尾は出してくれてるんだなぁと思ったのと、かぎ尻尾が可愛かったので、即決でした。

先代猫のLがお留守番のストレスで凶暴性が出てどうしようもなくなっていたので、私が部屋を不在にしている間、Lのストレスを和らげてくれる猫を探していたのです。

私には一生懐かなくてもいいや……と思っていましたし、お迎えしてから半年くらいは家庭内野良という感じでした。
ご飯の時しか出てこない、触らせない、何かあるとすぐ物陰に隠れる……という感じです。

おそらく、保護される前に虐待か何かを受けていたのではないでしょうか。
人間の手を非常に怖がるし、男の人には絶対に近寄らないし。
私に対しても爪切りはさせてくれるけれど、それ以上のスキンシップは拒んでいました。

その状況が好転したのは、これのおかげ。



よっぽど美味しかったんでしょうね、初めて私の手から食べてくれました。
それ以来、みちゅは私から逃げなくなり、お顔も穏やかになり、すっかり家猫になっていきましたよ。

※全ての猫が焼きかつおに釣られるというわけではありません、おそらく、多分。まだそんな猫に出会ったことないですけど!

あと多分、焼きかつおだけではなくて、私の先住猫に対する接し方とかを見た上で、みちゅが私を信頼してくれたのかもしれないなと思っています。

うちの子達は奇跡的にほとんどの子が難が抜けましたけど、本当に、抜けない子は全然抜けませんので…。
ひどい場合は常に生傷が絶えない状態であることは覚悟する必要があると思います。

でも、どちらの子も、一度は人間に対して失望や怒りや絶望を覚えたであろうに、こうして私達に信頼を寄せてくれる姿を見ると、本当によかったなぁと思うのです。うちに来てくれて、本当によかった!


という、ただのうちの子可愛い大好き自慢でした!!!!

mityu01
去年の12月頃の写真です。
お布団の中に潜ってきて腕枕をねだるみちゅ。
めっちゃ可愛い…







nitijyo




よろしければ応援クリックお願いいたします!